<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>Perfect Movie Guide Blog</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://pre.p-movie.com/atom.xml" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009-07-09://2</id>
    <updated>2010-03-09T12:48:42Z</updated>
    <subtitle>このコンテンツは管理人のムビオをはじめ、映画ライターである皆様のご協力の下、運営しています。</subtitle>
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type 4.1</generator>

<entry>
    <title>『シャッター アイランド』超日本語吹替版　特別試写会プレゼント</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2010/03/s-island.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2010://2.232</id>

    <published>2010-03-09T03:44:29Z</published>
    <updated>2010-03-09T12:48:42Z</updated>

    <summary>特別試写会を15組30名様にプレゼント！！全ての&quot;謎&quot;が解けるまでこの島を出る事はできない。映画『シ...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="プレゼント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="シャッターアイランド" label="シャッター アイランド" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[<div align="center"><b><br /><font style="font-size: 1.5625em;">特別試写会を15組30名様にプレゼント！！</font></b><br /></div><p align="center"><font style="font-size: 1.25em;"><font style="font-size: 0.8em;"><b><br /></b></font><font style="font-size: 1.25em;"><strong>全ての"謎"が解けるまでこの島を出る事はできない。</strong></font></font></p><font style="font-size: 1.25em;"><br /></font><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="pmg_img20100309_1.jpg" src="http://pre.p-movie.com/pmg_img20100309_1.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="pmg_img20100309_2.jpg" src="http://pre.p-movie.com/pmg_img20100309_2.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="pmg_img20100309_3.jpg" src="http://pre.p-movie.com/pmg_img20100309_3.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><b><font style="font-size: 1em;"><font style="font-size: 1.25em;"><font style="font-size: 1em;">映画『シャッター アイランド』超日本語吹替版　特別試写会</font><br /></font><strong></strong></font></b><strong></strong>ご招待／15組30名様<br />日時／3月26日（金）<br />開場／18：00　開映／18：30<br />会場／中野サンプラザ<br /><br />◇アクセス：<br />JR中央線・総武線／東京メトロ東西線「中野」駅 北口より徒歩1分<br /><br />◇超日本語吹替版とは：<br />これまでの「日本語吹替版」における日本語の不自然さを一切なくし、<br />より映画に集中できるようなフィット感を目指した、映画史上初の試みです。<br />自然な会話の中で、映画に散りばめられた謎解きに集中してください！<br />&gt;&gt;<a href="http://www.s-island.info/?page_id=2">詳しくはこちら</a><br /><br /><font style="font-size: 1.25em;"><b><font style="font-size: 1em;">【プレゼント応募先】<br />名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。<br />応募先：<a href="mailto:mail@p-movie.com">mail@p-movie.com</a><br />応募締切：2009年3月20日（土）消印有効<br />※当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。</font></b></font><br />
<br />
<b>&lt;イントロダクション&gt;<br /></b><br /><p><b>あなたはどこで真相を見破れるか！？<br />最後の謎が解けた時、本当の驚きが待っている！</b><br /><br />精神を患った犯罪者だけを収容する絶海の孤島、"シャッター アイランド"。島内の鍵のかかった病室から、１人の女性患者が煙のごとく消えた。部屋に残されていたのは、「４の法則」と題された謎のメッセージ。一体それは何を意味しているのか!?　<br /><br />本作『シャッター アイランド』は、アカデミー賞?２部門に輝く『ミスティック・リバー』の原作者デニス・ルヘインによる超絶ミステリー小説の映画化。原作の単行本が出版されたとき、最終章が袋とじになっていることでも注目を集めた話題作だ。<br /><br />舞
台は、"閉ざされた島"の呼び名のとおり四方を海に囲まれた孤島。外界から完全に隔絶されたこの島で、女性患者の失踪という神隠しのような事件が起こる。
だが、不可解な出来事はそれだけではなかった。消えた患者が残したメッセージ。突然休暇を取って島を去った医師。厳重に警備された廃虚の灯
台......。次から次へと謎が浮かび、その謎は解けば解くほど深まっていくのだ。果たしてあなたは、すべての謎を解き明かし、驚愕の真相を見破ること
ができるだろうか!?<br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="pmg_img20100309_4.jpg" src="http://pre.p-movie.com/pmg_img20100309_4.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><br /><b>&lt;ストーリー&gt;</b><br /><b><br /></b><b>精神を病んだ犯罪者だけを収容する島から、一人の女が消えた―<br /></b><br />四方を海に囲まれ精神を病んだ犯罪者を収容する島「シャッター アイランド」。隔絶されたこの島の鍵のかかった病室から誰にもみられずに、一人の女性患者が 消えた。<br />連邦保安官のテディは、自ら志願し相棒のチャックとともに、その閉ざされた島へと足を踏み入れる。しかし、彼には島にむかうもうひとつの重要な目的があった。妻を殺した放火魔レディスが、この島の病院に収容されていることを知り、彼を捜し出そうと考えていたのだ。<br /><br />しかし、その島で待ち受けるのは、不可解な対応をする病院の職員と、厳しく立ち入りを制限された謎の施設だった。何かを隠そうとする職員たちに捜査を阻まれ、放火魔はおろか消えた女性患者の手がかりさえつかめない。この島は何かがおかしい......。<br />島
に点在する暗号、申し合わせたかのように同じ証言を繰り返す職員たち、そして女性患者と時を同じくして消えたドクター・シーハン、極秘裏に行われていると
いう人体実験。暗号を頼りに真実へと近づくテディ。しかし、知れば知るほど謎が深まり、解けば解くほど疑惑が溢れた。自ら志願して来たはずだったが、実は
誰かに呼び寄せられたのかもしれない。<br /><br />足を踏み入れた瞬間から、すでに彼らの計画ははじまっていた。そして、想像を絶する事実が、彼を襲うのだった―。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="pmg_img20100309_5.jpg" src="http://pre.p-movie.com/pmg_img20100309_5.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><b>&lt;キャスト・スタッフ&gt;</b><br />CAST：<br />レオナルド・ディカプリオ｜テディ・ダニエルズ　　<br />マーク・ラファロ｜チャック・オール　　<br />ベン・キングズレー｜ジョン・コーリー医師　<br />ミシェル・ウィリアムズ｜ドロレス・シャナル　　<br />パトリシア・クラークソン｜真実を知る謎の女性　　<br />マックス・フォン・シドー｜ジェレマイアー・ネーリング医師　　<br />エミリー・モーティマー｜レイチェル・ソランド　　<br />ジャッキー・アール・ヘイリー｜ジョージ・ノイス　　<br />イライアス・コティーズ｜アンドルー・レディス<br /><br />STAFF：<br />監督｜マーティン・スコセッシ　　<br />脚本｜レータ・カログリディス　　<br />原作｜デニス・ルヘイン「シャッター・アイランド」（ハヤカワ文庫刊）<br /><br /><b>4月9日（金）謎解きに参加せよ</b><br />配給：パラマウント ピクチャーズ ジャパン<br />2010年／アメリカ映画／原題：SHUTTER ISLAND／138分／全米公開2月19日／PG-12<br />(C) 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.<br /><br /><pre wrap=""><b><font style="font-size: 1.25em;"><font style="font-size: 1.25em;">『シャッター アイランド』</font><br /></font></b><b><b>4月9日（金）TOHOシネマズ スカラ座他全国超拡大ロードショー<br />公式サイト：<a href="http://www.s-island.jp/">http://www.s-island.jp/</a></b></b></pre><div><br /></div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>パレード</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2010/02/post-117.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2010://2.231</id>

    <published>2010-02-18T04:57:58Z</published>
    <updated>2010-02-18T05:08:00Z</updated>

    <summary>『今度は愛妻家』と『パレード』。同時期に２つの作品を解き放つ行定勲監督は、自身のキャリアのなかでずっ...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="日本" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="映画レビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[『今度は愛妻家』と『パレード』。同時期に２つの作品を解き放つ行定勲監督は、自身のキャリアのなかでずっと"物語の生じる場所"にこだわり続けてきた人でもある。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parade01.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parade01.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" width="400" height="267" /></span><div align="right"><font style="font-size: 0.8em;">(C)2010映画『パレード』製作委員会</font><br /></div> <br /><div>たとえば、『遠くの空へ消えた』では主人公が自分のなかの思い出を誰かに語り聞かせるシーンからドラマが始まる。『クローズド・ノート』は置き忘れてあった日記を手に取ることで追想が始まる。また『世界の中心で、愛をさけぶ』では恋人の知られざる過去を紐解いていくスタイルが取られる。主人公が開いた窓の向こうで更なる物語が広がっていくわけである。<br /><br />そのいずれにおいても行定勲は"語りたいとする衝動""知りたいとする衝動"を大事に掬い取り、窓の向こう側とこちら側に擁立された主人公を巧みに向き合わせていく。つまり『ネバーエンディング・ストーリー』のバスチャンとアトレーユの関係なんですね。しかもその立ち位置が観客とも接続されていくという、三すくみ、ならぬ３者の共存関係。<br /><br />その点、今回は行定流のこだわりも更にハードル高めに設定されてある。吉田修一の原作小説を監督みずから脚色した本作は、東京のマンションでルームシェアしながら暮らす5人の男女の群像劇だ。藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介といった役者陣がそれぞれに巧妙な光を放ち、それが交わって幾色にも勾配の可能性を広げていく。<br /><br />学校の先輩後輩だとか、親友、同業者なわけでもない。彼らは単に、"程よい距離感で接せられる関係性"を求めている。互いを知ってるようで、深くは知らない。または、嫌になったら自由に退出することだってできる。あるキャラクターはこれを「チャットや掲示板みたい」と表現する。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parade02.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parade02.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" width="400" height="300" /></span>カメラはこの不可思議な個人・集団ライフの侵入者となる。順を追って5人の主観に肉薄し、彼らの日常のなかのダークな部分までをも赤裸々に解き明かす。５人はたとえ同じものを見つめていても、その内面で全く別の風景、それぞれの物語を持っている。共同生活とはその物語を見つめあうこと。そして究極的にそれらを集約し、客観性を掘り起こしていく作業は観客のみに許された特権である。これこそ群像劇の醍醐味といえば醍醐味―。<br /><br />つまり映画のタイトルでもある『パレード』とは、作りモノの馬車に乗ってグルグル人生を旋回しつづける５人の若者たちと、その中心部分で彼らの姿をじっと俯瞰し続ける僕ら観客との、互いの共存・共犯関係を言うのではないか。<br /><br />ゆえに今回の行定印「物語の生じる場所」とは、ひとつに共同生活における個々の目線。さらに各々の主観を蓄積し"客観"が生成されていく僕らの脳内でさえある。そしてもうひとつの可能性として、ラストシーンに象徴される"とある関係性"が浮上するのだが・・・いろいろと深読みできるこのラスト、言及するとネタばれになるのでやめておこう。<br /><br />映画のなかで誰かが「ユニバース」ではなく、「マルチバース」と口にする。「世界はひとつではない。存在する人の数だけ世界は存在する」との考え方らしい。「私とあなたとは違うんですよ」と記者会見で言い放ったどこかの国の首相も、このマルチバースのことを言いたかったのかも。<br /><br />行定監督が原作とは異なる落とし所を付与した『パレード』。ここにもきっと観た人の数だけ解釈の世界が広がることだろう。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parade03.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parade03.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" width="400" height="267" /></span><font style="font-size: 0.8em;"><b><font style="font-size: 1.5625em;"><br />パレード</font></b></font><br /><font style="font-size: 1.25em;">歪みはじめる、僕らの日常</font><br /><br />公式サイトアドレス<br /><a href="http://www.parade-movie.com/main.html">http://www.parade-movie.com/main.html</a><br />2月20日（土）渋谷シネクイント、新宿バルト９ほか全国ロードショー<br />(C)2010映画『パレード』製作委員会<br /><br />【映画ライター】牛津厚信<br /></div><div><br /></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>『SとM 劇場版』劇場鑑賞券プレゼント</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2010/02/sm-1.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2010://2.230</id>

    <published>2010-02-17T11:43:07Z</published>
    <updated>2010-02-17T11:48:23Z</updated>

    <summary>公開を記念して、劇場鑑賞券を3組6名様にプレゼント！！※試写会ではございませんのであらかじめご了承...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="プレゼント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[<b><font style="font-size: 1.5625em;">公開を記念して、<br />劇場鑑賞券を3組6名様にプレゼント！！</font><br /></b><font style="font-size: 1.25em;">※試写会ではございませんのであらかじめご了承ください。<br /><br /></font><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="sm01.jpg" src="http://pre.p-movie.com/sm01.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" width="400" height="267" /></span><b><font style="font-size: 1.25em;">【プレゼント応募先】<br />名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。<br />応募先：<a href="mailto:mail@p-movie.com">mail@p-movie.com</a><br />応募締切：2009年3月7日（日）消印有効<br />※当選者の発表は鑑賞券発送をもってかえさせていただきます。</font></b><br /><br /><br /><b>&lt;イントロダクション&gt;</b><br />発行部数約100万部の大ヒット漫画がついに映画化!!真面目で実直な会社員が3人の美しい女達に翻弄され、人生を狂わされていく･･･。劇場公開作品が初めてという仰木豊監督が、実写ならではのエロティックさやリアルな恐怖感を極めて官能的に作り上げました。<br />主役には、今作で初ベッドシーンに挑んだ川村りかがまさに体を張って演じきり、また蒼井そら、西本はるかとベテランが脇を固めています。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="sm02.jpg" src="http://pre.p-movie.com/sm02.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" width="400" height="266" /></span><b>&lt;ストーリー&gt;</b><br />石橋を叩いて渡るように、どんな時も細心の注意を払いトラブルを避け真面目に生きてきたサラリーマン戸田誠（小田井涼平）は妻（西本はるか）と可愛い娘の3人で平凡ながらも幸福な家庭を築いていた。<br />だがある日、戸田の勤める会社に新入社員として沙耶（川村りか）が配属されてきた。<br />どうゆうわけか沙耶は様々な手を使い戸田に迫まり、次第に二人は関係を持つようになる。<br />二人だけの秘密で終わるかの様にみえたこの情事は、次第にエスカレートし戸田の家庭を崩壊へと向かわせ、さらには信頼していた部下の坪井（蒼井そら）からも関係を迫られるようになる。<br />女たちに激しい欲求に戸田の人生は狂わされていくが、しかし、そこには驚愕の事実が待っていた･･･。<br /><br /><br /><b>&lt;キャスト・スタッフ&gt;</b><br />川村りか<br />小田井涼平<br />西本はるか<br />蒼井そら<br /><br />監督：仰木　豊<br />原作：村生ミオ（日本文芸社　週刊漫画ゴラク刊）<br />脚本：清水　匡　　おおぎゆたか<br />製作：ＧＰミュージアムソフト<br /><br /><br /><b><font style="font-size: 1.25em;">『SとM 劇場版』<br />３月１３日(土)より池袋シネマ・ロサにて衝撃の１週間限定レイトショー！</font></b><br /> <div><br />公式HP：<a href="http://www.s-m.jp/">http://www.S-M.jp</a><br />配給：ユナイテッドエンタテインメント<br />©2009 村生ミオ/GPミュージアムソフト<br /><br /></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>『ザ・ボディガード』劇場鑑賞券プレゼント</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2010/02/post-116.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2010://2.229</id>

    <published>2010-02-17T11:29:47Z</published>
    <updated>2010-03-01T10:26:19Z</updated>

    <summary>公開を記念して、劇場鑑賞券を3組6名様にプレゼント！！※試写会ではございませんのであらかじめご了承く...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="プレゼント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[<font style="font-size: 1.5625em;"><b>公開を記念して、<br />劇場鑑賞券を3組6名様にプレゼント！！</b></font><br /><font style="font-size: 1.25em;">※試写会ではございませんのであらかじめご了承ください。</font><br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="body01.jpg" src="http://pre.p-movie.com/body01.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="300" width="400" /></span><br /> <div><font style="font-size: 0.8em;"><b><font style="font-size: 1.5625em;">【プレゼント応募先】</font></b></font><br /><font style="font-size: 0.8em;"><b><font style="font-size: 1.25em;">名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。<br />応募先：<a href="mailto:mail@p-movie.com">mail@p-movie.com</a><br />応募締切：2010年2月28日（日）消印有効<br />※当選者の発表は鑑賞券発送をもってかえさせていただきます。</font><br /><br /><br /></b><font style="font-size: 1.25em;"><b>&lt;イントロダクション&gt;</b><br />自分の命を危険にさらしてもＶＩＰを守り抜くことを使命とするボディーガード。そんなハードな人生の中に、一片の美しいドラマが生まれた･･･。忘れられない過去を背負いながらも、必死で一人の女性を守るベテランボディーガード黒沢役に、出演作180作を超え今なお第一線で日本映画の名プレイヤーとして活躍をする松方弘樹が熱演。一方、ヒロイン役のわがままで自由奔放な画家ＡＹＡを演じるのは、平成の歌姫・島谷ひとみ。お互いに大きな心の傷を持った男女が、守り、守られることで本当の愛に気付くまでを描いた、不朽のラブストーリーが誕生した！</font><br /><br /></font><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="body03.jpg" src="http://pre.p-movie.com/body03.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="266" width="400" /></span><br /><font style="font-size: 0.8em;"><b><br /></b></font></div><div><b>&lt;ストーリー＞</b><br />人を守るために人を殺めてしまったSP黒沢(松方弘樹)。その事がきっかけで公のSPを辞めたが個人的なボディガードの仕事を続けていた。だが、愛娘を亡くし、１人静かに過ごそうと決めていたある日、1つの依頼が黒沢のもとに舞い込んで来る。それは政財界に通じる美術界の重鎮・大道(曽根晴美)からの依頼で、黒沢は渋々引き受けることになる。ボディガードする相手は、若くして世界から注目を浴びる新進気鋭のアーティストであるAYA(島谷ひとみ)。黒沢は AYAを守ろうとするが、彼女は度重なる脅迫も単なる嫌がらせだと全く気にかけず、逆に黒沢は邪魔者扱いされる始末。しかしAYAの注目が高まるにつれ脅迫は増えていき、命の危険を感じるまでにエスカレートしていく。精神的に追い込まれていくAYAは、次第に黒沢に心を開くようになり二人の間には信頼関係が生まれていく。そして黒沢に守られることで、平穏な日々を取り戻せるかのように思えたのだが・・・。<br /><br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="body02.jpg" src="http://pre.p-movie.com/body02.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="266" width="400" /></span><br /></div><div><b>&lt;キャスト・スタッフ＞</b><br />監督：金澤克次<br />脚本：江面貴亮<br />出演：松方弘樹、島谷ひとみ、来栖あつこ<br />製作：GPミュージアムソフト<br /><br /><br /><b><font style="font-size: 1.25em;">&lt;豪華年の差カップルが魅せた、絶対の愛ー&gt;<br />2010年3月6日（土）より、渋谷シアターTSUTAYAにて<br />1週間限定の弾丸レイトショー!!</font></b><br /><br />公式サイト：<a href="http://www.thebodyguard.jp/">http://www.thebodyguard.jp/</a><br />配給：ユナイテッドエンタテインメント<br />©2009 GPミュージアムソフト<br /></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>おとうと</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2010/02/post-115.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2010://2.225</id>

    <published>2010-02-12T02:07:17Z</published>
    <updated>2010-02-12T05:49:24Z</updated>

    <summary>学生のころは、山田洋次の映画なんて中高年が観るものだと思っていた。が、自分も３０代に入ると、その魅力...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="日本" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="映画レビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="おとうと" label="おとうと" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[学生のころは、山田洋次の映画なんて中高年が観るものだと思っていた。が、自分も３０代に入ると、その魅力にどんどんはまりこんでいった。これはひとえに僕がオッサン化の一途を辿っているせいだろうか。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="otouto1.jpg" src="http://pre.p-movie.com/otouto1.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="420" width="300" /></span>人間たるもの、歳をとればとるほど幾つもの痛みを経験し、いつまでもあると思い込んでいたものが実はそうではなかったことに、ある日突然気付かされる。大
切なものが永遠ではないと知る。<br /><br />だからこそ中高年層の観客は山田作品に尊さを見出すのではないか。フレームのなかで永遠に持続しそうな時
間の流れに身をゆだね、そっと心を置いてきてしまう。そしてその世界すら本当は永遠ではないと知っているからこそ、観客の体内で映画は"束の間の永遠"と
して、なおいっそう輝きを増す。<br /><br />そんな流れの中で『おとうと』は、前後半で２種類の体内時計を有しているかのような作品だった。<br /><br />鶴瓶と吉永小百合の関係性は前作『母べえ』のスピンオフといっても過言ではない。きっと山田洋次は映画が自分の手から離れた後も、「吉野の山で野たれ死んだ伯父さん」（『母べえ』での鶴瓶の役どころ）のことが気になってしょうがなかったのだろう。あるいは鶴瓶に今後の山田作品の"舵取り役"としての可能性を見出したのかもしれない。監督のそうした被写体への愛情がギュッと凝縮したものこそ"弟・鉄郎"というキャラクターである。<br /><br />とりわけ前半で描かれる結婚披露宴のドタバタは、山田洋次流の「台風襲来」である。和やかな祝祭的雰囲気は常にハプニングを有するもの。ウワサはすれども
実際に現れるなんて誰ひとり思いもしない男の到来。あいつだ、あいつがやってくる。その瞬間、映画版『男はつらいよ』第１作目の妹さくらの結婚式を彷彿と
させる、涙と笑いの暴風雨が巻き起こるのだ。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://pre.p-movie.com/otouto2.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="266" width="398" /></span>またその破天荒な弟の投げたボールをすべて正面から受けとめようとする吉永小百合のキャッチャーミットが素晴らしい。本作が献辞を捧げる市川崑の『おとうと』（1960）の岸恵子とはまた違う芯の強さが、この映画の基底を支えている。もしも寅さんに妹ではなく姉の存在があったなら、彼はこの鶴瓶みたいになっていたのだろうか。<br /><br />かと思うと、後半はやや色調が変わる。今度は現代社会を"知られざる視点"から見つめた、言うなれば『学校』シリーズのような側面を垣間見せる。そのサイドストーリーとなる蒼井優と加瀬亮の恋愛模様も、これまた往年の山田作品を想わせる瑞々しさと初々しさ。<br /><br />かくも『おとうと』は、山田洋次が久々に取り組む現代劇として、いくつもの自作の映像を脳裏によぎらせたかのようだ。それに呼応し観客も、それがさも自分の体内で培われた記憶であるかのように、様々な山田作品の思い出を重ね合わせ、それぞれの"束の間の永遠"に浸ることだろう。<br /><br />なお本作はベルリン国際映画祭のクロージング作品としての招待が決定している。その英語タイトルは"About Her Brother"。そっと姉の存在を匂わせるあたりが、粋である。<br /><br /><br /><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;"><font style="font-size: 1.25em;"><b>おとうと</b></font></span><br /><br />





<p><font style="font-size: 1.25em;">家族という厄介な、でも切っても切れない絆の物語</font><br /></p><p><a href="http://www.ototo-movie.jp/">http://www.ototo-movie.jp/</a><br />1月30日ロードショー<br /><font style="font-size: 0.8em;"><br />（C)2010「おとうと」製作委員会<br /><br /></font></p>
<p>

</p><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;"><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span>【映
画ライター】牛津厚信<div><br /></div><div><br /></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>シャネル＆ストラヴィンスキー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2010/01/post-114.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2010://2.224</id>

    <published>2010-01-15T06:46:42Z</published>
    <updated>2010-01-15T10:52:21Z</updated>

    <summary>シャーリー・マクレーン主演の『ココ・シャネル』、オドレイ・トトゥが若き日のシャネルを演じた『ココ・ア...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="ヨーロッパ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="映画レビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="シャネル＆ストラヴィンスキー" label="シャネル＆ストラヴィンスキー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[シャーリー・マクレーン主演の『ココ・シャネル』、オドレイ・トトゥが若き日のシャネルを演じた『ココ・アヴァン・シャネル』、そしてシャネル・イヤーの大トリを務めるのがこの『シャネル＆ストラヴィンスキー』だ。<br /><br />シャネルの人生にスポットライトを当てた前2作に比べて、本作はちょっと気色が違う。<br /><br /><p class="MsoNormal">デザイナーのココ・シャネル、作曲家のストラヴィンスキーという同時代に居合わせたふたりの寵児が、アーティ
ストとして、男女として激しくその感性をぶつけあう。そのほんの一瞬の火花を見逃さず、それぞれの体内に流れる全く異なるメロディーを丹念に同期させてい
くのである。</p><p class="MsoNormal"><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chanel2.jpg" src="http://pre.p-movie.com/chanel2.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>監督を務めるのは、『ドーベルマン』のスタイリッシュかつ破天荒な映像で世界を驚愕させたヤン・クーネン。<br /><p class="MsoNormal"><br />今回は同じ人間の演出とは思えないほどの格調高さが香る。作り手がふたりの超人に心酔し、その奇跡的瞬間の再現に息を潜めて立ち会っているかのような印象を受ける。</p><p class="MsoNormal">ただ、そのクーネンに背負わされたあまりの重責のせいか、中盤には男女のもどかしい縺れ合いが続き、いささか冗長な語り口に陥ってしまうのだが...<br /><br />いや、正直、そんな細部はどうでもいいのだ！<br /><br />というのも、本作はそれらの試行錯誤が瑣末に思えるほど、僕らが芸術を語る上で欠かせない歴史的大事件＝ストラヴィンスキー「春の祭典」初演をフィルムに再現しているのだから。</p><p class="MsoNormal"><br /></p><p class="MsoNormal"><img alt="chanel3.jpg" src="http://pre.p-movie.com/chanel3.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></p>
ストラヴィンスキー作曲、ニジンスキー振り付けによるこの新作バレエが与えた衝撃は大きい。バレエの伝統を覆す奇異なるステップ、白塗りのメイク、それに美しい情景やストーリーを語るのではなく人間の内なる感情の高鳴りにこそ肉薄した変拍子サウンド。。。<br /><br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://pre.p-movie.com/chanel4.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>観客はすぐさま計り知れない混沌に陥った。ある者は罵声を浴びせて席を立ち、またある者は全身全霊を込めて賞賛の拍手を送る。このときパリのシャンゼルゼ劇場は両者の喧騒で演奏自体が聴こえなくなるほどだったという。<br /><br />しかしこのときココ・シャネルは確かに「春の祭典」に何かを感じ取ったのであり、そこから始まる蜜月が彼女に「N°５」の香りをもたらすインスピレーションともなった（と本作は推定する）。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="" src="http://pre.p-movie.com/chanel5.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><br />これがアーティストたるヤン・クーネンにとって興奮に値する化学変化だったことは想像に難くない。『サイコ』や『ジョーズ』といった傑作映画音楽に影響を与えた、あの音楽の正体が知りたい。そして、当時そこに漂っていた志向の香りを体感したい。ヤン・クーネンは当時の目撃者でありたいと心から欲し、誰もやらないからこそ今ここに、その場面を自らの手で出現させたのだろう。<p class="MsoNormal"><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="chanel6.jpg" src="http://pre.p-movie.com/chanel6.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><p class="MsoNormal">いつの時代も芸術は人間を激しく突き動かす。<br /><br />ある意味、クーネンの脳内には最初から最後まで、あの衝撃的な「春の祭典」が鳴りつづけていたのかもしれない。<br /><br /><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;"><font style="font-size: 1.25em;"><b>シャネル＆ストラヴィンスキー</b></font></span><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;"><font style="font-size: 1.25em;"><b></b></font><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>





<p><font style="font-size: 1.25em;">二人の芸術家の出逢いが、「Ｎ°５」と「春の祭典」を生み出した。</font><br /></p><p><a href="http://www.chanel-movie.com/">http://www.chanel-movie.com/</a><br />12月19日（土）よりBunkamuraル・シネマ他にてロードショー<br /><br /><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;"></span></p><p>

</p><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;"><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span>【映画ライター】牛津厚信<br /><div><br /></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ベジャール、そしてバレエはつづく</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2009/12/bejart.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009://2.223</id>

    <published>2009-12-18T02:51:37Z</published>
    <updated>2009-12-18T03:00:39Z</updated>

    <summary>振付家モーリス・ベジャールについて、さも前から知っていたかのようにプレス資料の文言を使いまわすことも...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="ヨーロッパ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="映画レビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ベジャール、そしてバレエはつづく" label="ベジャール、そしてバレエはつづく" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[<p>振付家モーリス・ベジャールについて、さも前から知っていたかのようにプレス資料の文言を使いまわすこともできるのだが、それはやめておこう。彼については何も知らなかった。それが僕の正直なところの立ち位置である。<br /><br />そんな自分が『ベジャール、そしてバレエはつづく』の不思議な手触りの中に彼の息遣いを感じている。と言っても、ここに現れるのはベジャール本人ではない。彼は2007年、多くの人に惜しまれながらこの世を去ったという。<br /><br /><img alt="bejart01.jpg" src="http://pre.p-movie.com/bejart01.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></p>ではこのドキュメンタリーの主役は誰なのか？<br /><br />そこにはオープニング早々、苦悩する人々が映しだされる。ベジャールが創設したバレエ団の面々である。<br /><br />ひとつの時代が幕を下ろすと、また次なる時代が幕を上げる。そうして歴史は旋回していく。そこで残るもの、消え去るもの。たとえそれが世に絶賛されたベジャールであったとしても、その功績など長大な人類の歴史からすればほんの一瞬に過ぎない。重要なのは未来である。いかにそれを受け継ぎ、後世に伝えていくか。ベジャールの真価は残された者たちによって決定づけられると言っても過言ではない。<br /><br />スイスのローザンヌを本拠地にするバレエ団は、ベジャールを愛する地元のファンたちを落胆させぬよう、ベジャールの礎を守り、そしてさらなる新たな方向性を模索していかねばならない。そして彼らはベジャール没後はじめてとなる公演で市民の審判を仰ぐこととなる。<br /><br />はたして彼らは次なる歴史の扉を押し開くことができるのだろうか？<br /><p><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="bejart02.jpg" src="http://pre.p-movie.com/bejart02.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>カメラが、過去と未来の両ベクトルの狭間で再出発を果たそうとするバレエ団の姿を映し出す。その葛藤の姿はさすがストイック、かつプロフェッショナル。<br /><br />迷ったら初心に戻れとよく言うが、バレエ団のメンバーにとっての初心とはベジャールの指導であり、言葉だ。このドキュメンタリーは何らかの壁を越えねばならない彼らの脳裏に「ベジャールの影」が現れる様子をつぶさに捉え、そこには存在しえないのに、どういうわけかベジャールの亡霊がそこに漂っているかのような雰囲気さえ醸し出す。<br /><br />存在しない人物の表情を、多くの証言によって導き出す...。これは文学、演劇、映画が培ってきた伝統的な表現手段でもある。それにのっとって紡がれるドキュメンタリーであるがゆえ、たとえ僕がモーリス・ベジャールについて何も知らなかったとしても、そこには僕自身が上映中ずっとベジャールと対峙していたかのような、不思議な映画的手ごたえが残るのだろう。<br /><br />バレエに興味ある方のみならず、会社や団体で組織を率いなければならない方、それに前任者の呪縛からなかなか解き放たれずにいる中間管理職の方まで、この映画には何かしらの「歴史を更新する」ヒントが詰まっているはずだ。<br /><br />そして本作に触れた誰もが、やっぱり同じく、モーリス・ベジャールの息遣いにじかに触れたような感覚を味わうのだろう。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="bejart03.jpg" src="http://pre.p-movie.com/bejart03.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>
たとえ彼のことを何ひとつ知らなかったとしても。<br /><br /><br /><p class="MsoNormal"><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;"><font style="font-size: 1.25em;"><b>ベジャール、そしてバレエはつづく</b></font><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p><p><font style="font-size: 1.25em;">モーリス・ベジャール・バレエ団の新時代の幕開けに迫る<br />感動のドキュメンタリー。</font><br />

</p>





<p><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;" lang="EN-US"><a href="http://www.cetera.co.jp/bbl/">http://www.cetera.co.jp/bbl/</a><br />12月19日（土）よりBunkamuraル・シネマ他にてロードショー</span><br /><br /><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;"></span></p><p>

</p><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;"><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span>【映画ライター】牛津厚信<br /><br /><br /><div><br /></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>カールじいさんの空飛ぶ家</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2009/12/post-113.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009://2.222</id>

    <published>2009-12-11T02:23:36Z</published>
    <updated>2009-12-11T02:34:59Z</updated>

    <summary>原題は&quot;Up&quot;。このハリウッド史上最短級の単刀直入なタイトルが、ガンコじいさんの胸に去来する様々な想...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="アメリカ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="映画レビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="カールじいさんの空飛ぶ家" label="カールじいさんの空飛ぶ家" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[<p>原題は"Up"。このハリウッド史上最短級の単刀直入なタイトルが、ガンコじいさんの胸に去来する様々な想いを大空へと向かわせる。それは行き場を失った彼があたかも天に召されるみたいで多少ドキッとするが、だからこそ旅の道連れとなるボーイスカウト少年はカールじいさんと地上とをかろうじて繋ぐ糸のような存在なのだろう。<br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="carl01.jpg" src="http://pre.p-movie.com/carl01.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>と、ここまで書いて、これは『グラン・トリノ』の感想だったかな？と読み返してしまう自分がいる。<br /><br />『ウォーリー』の脚本を手掛けたピート・ドクター監督は、本作のオープニングでも鮮やかに言葉を消失させる。カールじいさんが幼なじみの妻と歩んだ人生最良の日々とその別れをサイレントで綴り、そのシンプルゆえ誰の人生にも呼応しうる繊細な表現は観客の心に大粒の涙を降らせる。<br /><br />残されたのは風船を手に持ったじいさん、ただひとり。<br /><br />かつてディズニー／ピクサー作品でこれほど率直に"死"を扱ったことがあっただろうか。<br /><p><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="carl02.jpg" src="http://pre.p-movie.com/carl02.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>　加えて見どころなのは、アルベール・ラモリスの『赤い風船』を彷彿とさせるあの無数の風船の、まるで色とりどりの新芽が一斉に吹き出すかのようなお披露目シーンだ。いよいよ浮力がみなぎり、自宅がフワリフワリと浮上していく瞬間の羽毛の先端にも似た絵ざわりは、まさに「アニメ＝ＣＧ＝技術」を超えたアニメーターたちのアーティスティックな腕の見せ所といえよう。<br /><p><br />中盤からは転調。冒険譚はアメリカ開拓史のようにも、あるいは行方不明の誰かを追いかけた『地獄の黙示録』のようにも変貌していく。もちろんファミリー向け映画の範疇でこれをやるのだから、濃厚な原液を薄める所作にも余念がない。<br /><br />それから、次々と飛び出してくるキャラクター（人間だけとは限らない）がそれぞれ一人ぼっちの孤独な存在で、彼らがタッグを組むことで次第にファミリーの絆が育まれていく...ってのもハリウッドの王道といえば王道なわけで。<br /><br />総じて気付かされるのは、他スタジオならば実写としても映像化可能な題材を、本作はあえてアニメーションの視座に基づいて具現化しているということだ。<br /><br />もはやアニメーションは「この手法でなければ描けない世界」を視覚化するツールにとどまらず、皆の前にひとしく広がった世界を見つめる、ひとつの視座の域にまで到達している。<br /><br />それを可能にしているのがディズニー/ピクサーとして培ってきた作家性とブランド＝歴史であることは言うまでもなく、これからも彼らの作品は職人芸と最新技術の特殊工房としてジャンルを超えて視座を広げていくことだろう。<br /><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="carl03.jpg" src="http://pre.p-movie.com/carl03.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>
<p>ちなみに・・・<br /><br />本作に登場する不思議な犬"ダグ"は今年のカンヌ映画祭にて最も優秀な映画犬に送られる「パルムドッグ賞」を受賞している。間抜けなようで（失礼！）実は偉大な犬なのだ。これからご覧になられるかたはぜひ敬意を持って接してあげてほしい。</p>

<p class="MsoNormal"><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;"><font style="font-size: 1.25em;"><b>「カールじいさんの空飛ぶ家」《字幕スーパー版<span lang="EN-US">/</span>日本語吹替版》</b></font><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p><b><font style="font-size: 1.25em;"></font></b><p><font style="font-size: 1.25em;">愛する妻が死にました―<br />だから私は旅に出ます。</font><br />

</p>





<p><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;" lang="EN-US">2009</span><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;">年アメリカ映画<br />日本語字幕翻訳：石田泰子<br />上映時間：<span lang="EN-US">1</span>時間<span lang="EN-US">43</span>分</span></p><p>

</p><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;"><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span>

<p class="MsoNormal"><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;">配給：</span><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;">ウォルト　ディズニー　スタジオ　モーション　ピクチャーズ　ジャパン</span><br />

</p><p class="MsoNormal" style="text-align: left;" align="left"><span style="font-size: 10pt; font-family: &quot;MS UI Gothic&quot;;">Ⓒ<span lang="EN-US">WALT DISNEY PICTURES/PIXER ANIMATION
STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.<o:p></o:p></span></span></p><br />

<p class="MsoNormal"><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;"><span lang="EN-US">12</span>月5日、全国ロードショー</span></p>

<p class="MsoNormal"><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;">公式<span lang="EN-US">HP</span>：<a href="http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/">http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/</a><br />大ヒット上映中<span lang="EN-US"><a href="http://www.alcine-terran.com/tagatame/"></a><br /></span></span></p>【映画ライター】牛津厚信<br />]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>『Dr.パルナサスの鏡』特別試写会プレゼント</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2009/11/parnassus.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009://2.221</id>

    <published>2009-11-27T13:35:40Z</published>
    <updated>2009-12-01T02:43:27Z</updated>

    <summary>ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウ豪華キャスト3人がヒース・レジャーの遺志を引き継ぎ...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="プレゼント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[<p align="center"><font style="font-size: 1.25em;"><strong>ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウ<br />豪華キャスト3人がヒース・レジャーの遺志を引き継ぎ、<br />新たな伝説が誕生！</strong></font></p>

<p>
</p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parnassus01.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parnassus01.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parnassus02.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parnassus02.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parnassus03.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parnassus03.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parnassus04.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parnassus04.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parnassus05.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parnassus05.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parnassus06.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parnassus06.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="parnassus07.jpg" src="http://pre.p-movie.com/parnassus07.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><p><b><font style="font-size: 1.25em;">映画『Dr.パルナサスの鏡』一般試写会<br /></font></b><strong>ご招待／5組10名様</strong><br /><strong>日時／1月15日（金）</strong><br /><strong>
開場／18：30　</strong><strong>開映／19：00</strong><br />
<strong>会場／<a href="http://asp.netmap.jp/map/330100919493.html">なかのZEROホール</a><br /></strong><br />◇所在地：<br />〒164-0001 東京都中野区中野二丁目9番7号<br />◇アクセス：<br />JR中野駅南口から徒歩8分
</p><p><strong>＜INTRODUCTION＞</strong><br /></p><p>『ダークナイト』のヒース・レジャーの遺作にして、その遺志をジョニー・デップら豪華キャストが引き継ぎ、<br />『１２モンキーズ』『ブラザーズ・グリム』のテリー・ギリアムが監督する、この冬一番の話題作！<br /><br />ヒース・レジャーの遺作にして、テリー・ギリアム監督最高傑作との呼び名も高い『Dr.パルナサスの鏡』。ヒースの急逝により、一時は完成が危ぶまれていたが、彼と親交のあったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が、ヒースの撮影途中だった「トニー」役を演じ分けて遂に完成した。<br /><br />本作は、悪魔から"不死"を手に入れるために娘を差し出す約束を交わしたパルナサス博士が、欲望を映す鏡の中の幻想世界で悪魔と最後の賭けに出るファンタジー。<br /><br />パルナサス博士の助手にして主演のトニー役を演じるのは、『ダークナイト』のジョーカー役で、アカデミー賞 助演男優賞を受賞したヒース・レジャー。パルナサス博士には名優クリストファー・プラマー。博士の娘に、ケイト・モスらと並ぶスーパーモデルのリリー・コール。悪魔をトム・ウェイツが演じている。<br /><br />これまでにない壮大なエンタテインメントの中に、人の想像力が無限大であることを、今の時代に教えてくれる、この冬最高の話題作！<br /></p><p><strong>＜STORY＞</strong><br /><b><br />鏡の向こうは、あなたが密かに抱いている、めくるめく願望の世界<br />奇跡の豪華キャストが導く、スリルと驚きのマジカル・ミラー・ツアー！</b><br /><br />舞台は2007年のロンドン。移動式劇場で旅をするパルナサス博士の出し物は、人を願望の世界へいざなう鏡。観客は、博士の瞑想に導かれて魔法の鏡を通ることにより、自らの「めくるめく夢の世界」を体験できるのだ。しかし、この幻想の世界には秘密があった。観客はそこで、ある重大な"選択"をしなければならなかった・・・。千年前、悪魔と賭けをして「不死」を手に入れ、代償として娘を差しだす契約をしたパルナサス博士。博士の助手として、観客を鏡の世界に引き入れ、鏡を通り抜けるたびに、別人の顔になる謎の青年トニー。十六歳の誕生日が来ると、悪魔のものとなる運命の、博士の娘ヴァレンティナ。<br />誕生日まで、あと3日。鏡の向こうの世界で、彼らは運命を変える最後の賭けにでる・・・。</p>

<p><b>＜CREDITS＞</b><br />スタッフ<br />監督：テリー・ギリアム<br />脚本：テリー･ギリアム、チャールズ・マッケオン<br />製作：ウィリアム・ヴィンス、エイミー・ギリアム、サミュエル・ハディダ、テリー・ギリアム<br /><br />キャスト<br />トニー：ヒース・レジャー<br />パルナサス博士：クリストファー・プラマー<br />鏡の向こうのトニー＃1：ジョニー・デップ<br />鏡の向こうのトニー＃2：ジュード・ロウ<br />鏡の向こうのトニー＃3：コリン・ファレル<br />ヴァレンティナ：リリー・コール<br />アントン：アンドリュー・ガーフィールド<br />パーシー：ヴァーン・トロイヤー<br />Ｍｒ．ニック：トム・ウェイツ</p>【提供】<br />博報堂ＤＹメディアパートナーズ、ショウゲート、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント　<br /><br /><pre wrap="">2009年／イギリス・カナダ／英語／カラー／ヴィスタ／SRD・DTS・SDDS／124分／日本語字幕：松浦美奈　原題：The Imaginarium Of Doctor Parnassus<br />(C) 2009 Imaginarium Films, Inc. All Rights Reserved.<br />(C) 2009 Parnassus Productions Inc. All Rights Reserved<br /><b><font style="font-size: 1.25em;"><font style="font-size: 1.25em;"><br />『Dr.パルナサスの鏡』</font><br /></font></b><b><b>1月23日（土）TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー<br />公式サイト：<a href="http://www.parnassus.jp/">http://www.parnassus.jp/</a></b></b></pre><p></p><br />【プレゼント応募先】<br /><p><font style="font-size: 1.25em;"><font style="font-size: 0.8em;">名前・住所・性別・年齢をお書きの上、下記メールにてご応募ください。<br />応募先：</font><a href="mailto:mail@p-movie.com"><font style="font-size: 0.8em;">mail@p-movie.com</font></a><br /><font style="font-size: 0.8em;">応募締め切り：2010年1月8日（金）<br />※当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。</font></font><br /></p> 
 ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>『激情』監督＆主演女優インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2009/11/post-112.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009://2.220</id>

    <published>2009-11-27T09:49:31Z</published>
    <updated>2009-11-27T13:13:06Z</updated>

    <summary>東京国際映画祭、審査員特別賞受賞！かつて南米よりスペインへ移住してきた男と女。建設現場で働くホセ・マ...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="「東京国際映画祭2009」特集取材" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="特　集" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="セバスチャン・コルデロ" label="セバスチャン・コルデロ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="マルチナ・ガルシア" label="マルチナ・ガルシア" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="激情" label="激情" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[東京国際映画祭、審査員特別賞受賞！<br />かつて南米よりスペインへ移住してきた男と女。建設現場で働くホセ・マリアが恋人へ注ぐ激しすぎる愛情は、彼の犯した罪をきっかけにやがて究極のカタチへと豹変しはじめる・・・。TIFFコンペティション部門に出品された世にも奇妙なラブストーリー『激情』。その監督＆主演女優コンビにお話を伺いました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="gekijou01.jpg" src="http://pre.p-movie.com/gekijou01.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>―なんと奇妙な物語なんでしょう。殺人を犯した移民の男が、恋人の給仕するお屋敷に忍びこみ、屋根裏に隠れながら彼女の生活をじっと見守り続ける...。直観的な感想で恐縮ですが、すごく日本人好みの映画なんじゃないかな？と思いました。<br /><br />セバスチャン・コルデロ（監督）<br />「公式上映での日本のお客さんの反応も上々でした。あなたが言うように、何か日本人の感性を刺激するものがあるのかも...。実は、撮影初日に友人が日本の怪奇話を教えてくれたんです。とある男の住むアパートに見ず知らずの女が隠れて暮らしていて、男が外出したりベッドで眠ると彼女がゴソゴソ這い出してきて、冷蔵庫の食べ物をあさる...。僕らが描こうとしている物語とエッセンスがよく似ていて、日本に対して親近感を持ちました」<br /><br />―確かにその都市伝説はよく耳にします（笑）。でもこれらの題材って、日本で映画化されるとなるとたいていホラーになるんですよ。逆にコルデロ監督はとことんリアリズムにこだわっている。とてつもない力量を感じました。<br /><br />セバスチャン・コルデロ<br />「ありがとう。僕はジャパニーズ・ホラーも大好きだけどね（笑）。この映画の状況設定はあきらかに現実離れしています。けれど、そんな中でも僕は"信じられる物語"を描きたかった。そのために、登場人物の感情の流れを突き詰めて考え、それを忠実に視覚化していったんです。それがリアリズムの醸成に一役買っていると思う」<br /><br />―なるほど。一方のマルチナ・ガルシアさんは、この風変りな作品に出演するにあたり戸惑いはありましたか？<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="gekijou02.jpg" src="http://pre.p-movie.com/gekijou02.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>マルチナ・ガルシア（主演女優）<br />「ええ、もちろん（笑）。私自身、役に入り込むタイプの女優なので、撮影中は家族や友人やボーイフレンドを忘れてこのキャラクターに徹しました。そして重要なのはこの映画がセットではなく、実在するお屋敷を使って撮影されたということ。民家と教会とあのお屋敷しかない町で、私たちはほぼ缶詰め状態でした。ほんとうに膨大な時間をあの撮影現場で共有し、四六時中、自分の演じるキャラクターと向き合っていたんです」<br /><br />―妊娠、出産でどんどん体型の変わっていく役でもありますね。<br /><br />マルチナ・ガルシア<br />「そうですね。撮影中のみならず、私のお腹は休憩中も（詰め物で）大きいままでした。これがひとたび限界を超えるとなんだか愛おしく思えてくる。とてもリアルな、本当の子供が育っているような...。この映画を見直すたびに奇妙な想いに囚われるんです。私はこの時たしかに妊娠していた...けれど今、赤ちゃんはいない・・・と（笑）」<br /><br />―監督はガルシアさんにどのような演技プランを提示したのでしょう？<br /><br />セバスチャン・コルデロ<br />「僕の演出スタイルとして、できるだけ会話をすることを重視します。あまりリハーサルを重ねるのではなく、たくさん言葉を重ねることでみんなと同じ方向性、同じ認識を持ちたいと考えているんです。その上で、私が主演俳優のふたりに言ったのは『最高のラブストーリーとは、決して成就しないものである』ということ。これが『激情』の最も強い流れを生みだしていると思う」<br /><br />マルチナ・ガルシア<br />「ええ、あのサジェスチョンはとても参考になりました。それに加えてセバスチャンが監督として素晴らしいのは、キャラクターを平等に見つめる目線だと思う。どの役者に対してもオープンで、誰の意見にも真摯に耳を傾けてくれる。それぞれの役の描かれ方について役者たちと何度も確認を繰り返していたのが印象的でした」<br /><br />―世界的にも有名なギレルモ・デル・トロがプロデューサーを務めていますが、コルデロ監督から見た彼の印象をお聞かせください。<br /><br />セバスチャン・コルデロ<br />「ほんとうに素晴らしい人で、映画作りに対する直観的な感性の持ち主です。何て言えばいいんだろう...現場でこうやれば巧くいくという方法論をあらゆる面で熟知している人。僕の前作『ダブロイド』でも製作を務めているけれど、あのとき僕は彼から編集についてたくさんのことを学びました。今後もぜひ一緒に仕事を続けていきたいですね」<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="gekijou03.jpg" src="http://pre.p-movie.com/gekijou03.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>―最後におふたりにお聞きします。いま映画界は世界的に低迷していると言われていますが、おふたりが信じる"映画の可能性"は何でしょう？<br /><br />セバスチャン・コルデロ<br />「たしかに、ハリウッドに目を向けても、ビジュアル的にはチャレンジングな作品も多いけれど、題材やストーリーの面で明らかに枯渇してきている。でもその反面、こういう映画祭にやってくると、これまで想像もしなかった大胆なアプローチに出逢えることが多々あります。監督もクリエイターも一歩踏み出して、さらなる表現を追究していかなきゃと奮起させられる。こういうアクティブでアーティスティックな空気が持続する限り、僕はとても楽観的でいられるんです」<br /><br />マルチナ・ガルシア<br />「じつは私もすごく楽観視しています。経済危機の煽りはあるけれど、世界に目を向けると、とくに南米のほうから新しい声が聞こえている。新たな感性を持った監督、俳優が次々に生まれているんです（コルデロ＆ガルシアも南米出身）。これから日本の皆さんにも、ぜひ南米に注目してもらいたいですね」<br /><br /><p>公式サイト：<br />東京国際映画祭　<a href="http://www.tiff-jp.net/ja/" target="blank">http://www.tiff-jp.net/ja/</a><br /></p>

<p>【映画ライター】牛津厚信<br /></p>  <div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>２０１２</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2009/11/2012.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009://2.219</id>

    <published>2009-11-27T09:15:13Z</published>
    <updated>2009-11-27T09:30:39Z</updated>

    <summary>その被写体として常に人類未体験の脅威を必要としてきたローランド・エメリッヒ。サイボーグ、宇宙人、怪獣...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="アメリカ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="映画レビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="２０１２" label="２０１２" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[<p>その被写体として常に人類未体験の脅威を必要としてきたローランド・エメリッヒ。サイボーグ、宇宙人、怪獣、自然災害...。映像開発のハードルをひとつひとつクリアし、そこで得たサンプルを次に応用することで、映画におけるVFX技術の革新に大きく貢献してきた。そんな彼が決して同時代に生きる人間を敵としないのは、かつて米ソによって東西に引き裂かれたドイツを母国とするからなのだろうか。<br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2012-01.jpg" src="http://pre.p-movie.com/2012-01.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>エメリッヒが見せるビジョンは常に驚愕とともにあった。その功績に観客が熱狂する一方、とある批評家は「映像は凄いけど、中身はスカスカじゃないか」と罵るかもしれない。しかし映画とは、そもそもリュミエールがグランカフェで上映した「蒸気機関車」に端を発するものであり、当時、そこに居合わせた観客が驚きのあまりに席から飛び上がったとされる逸話からも、いま僕らがエメリッヒの『2012』をやはり「すげえな」と呟きながら見つめてしまう生態には、遺伝子上の符号性を感じずにいられない。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2012-02.jpg" src="http://pre.p-movie.com/2012-02.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><p>これはいわばお祭りである。万博である。映像見本市。あるいは技術報告会とも言えるのかも。もはやマヤ文明による「2012年、地球滅亡」という予言すらもあまり関係ない（予言のことにはほとんど触れられない）。ただ地が割れ、溶岩が噴出し、街が、いや世界が壊滅し、海水が津波となって山脈を襲う。ストーリーが多少おざなりになっても気にしない。「ンな、ばかな！」という観客の必死のツッコミさえ、ここでは大地のゴゴゴ...を増幅させる音響効果として、たやすく映画の内部へと吸収されてしまう。<br /><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2012-03.jpg" src="http://pre.p-movie.com/2012-03.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><p>だからこそ『2012』を、ディズニーの『ファンタジア』のごとく、音と映像のハーモニーとして受け止めることを提案したい。<br /><br />そしてクライマックスにも増して緻密に描きこまれた前半部のハイライト、ロサンゼルスの大地震＆脱出シーンを讃えよう。<br /><br />スローモーションで崩壊していく高層ビルやハイウェイの間隙をすり抜けて、ジョン・キューザック演じる主人公らを乗せた車が、そして小型セスナがきりもみしながらなんとかサバイブを遂げていく。その窓からは、地表が隆起し、重力に重心を奪われた車両や人間が雪崩のように奈落の底へと呑み込まれていく光景がうかがえる。<br /><br />複数のVFX工房が参加した本作ではシーンごとに多少クオリティの差があるものの、デジタル・ドメイン社担当のこのシーンに限ってはまるで絵画のような特殊効果が冴える。ダイナミックなVFX映像と、瓦礫の砂塵さえも見せつける映像の鮮明さが相俟って、まさにマクロとミクロが一気に眼前に押し寄せたかのような視覚情報の洪水。息継ぎにさえ苦慮するほどの映像世界に圧倒されながら、ようやく僕らの頭に思い浮かぶのは、「美しい...」の一言ではないだろうか。<br /><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2012-04.jpg" src="http://pre.p-movie.com/2012-04.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>最後に断わっておくが、『2012』を観て「地球が崩壊したらどうしよう...」と不安に駆られる心配はまず無い。本当に観客の恐怖心を刺激したいのならばそれは"ホラー"になるし、それはスペクタクル映画の本来の役割ではない。この映画の人間たちは、結局のところ、どんな状況に見舞われても生きる気満々なのだ。<br /><br />そして当のエメリッヒだって、この映画とともに滅亡しようという気はさらさら無い。それどころか、この先『2012』で培った経験値を反映・増幅させ、さらなる未曾有の脅威をクリエイトしていこうと、秘かに誓いを立てていることだろう。<br /><br /><p class="MsoNormal">「２０１２」<br /><b><font style="font-size: 1.5625em;">これは、映画か</font></b><br /><a href="http://www.sonypictures.jp/movies/2012/">http://www.sonypictures.jp/movies/2012/</a><br />11月21日（土）より、丸の内ルーブル他全国ロードショー<span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;"><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>【映画ライター】牛津厚信

 <div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>誰がため</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2009/11/daregatame.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009://2.218</id>

    <published>2009-11-19T09:08:54Z</published>
    <updated>2009-11-20T03:47:02Z</updated>

    <summary>デンマークの第二次大戦秘話を映画化　第２次大戦は多くの悲劇を生んだ。それは、敵同士として戦火を交えた...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="ヨーロッパ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="映画レビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="誰がため" label="誰がため" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[<p>デンマークの第二次大戦秘話を映画化<br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="daregatame01.jpg" src="http://pre.p-movie.com/daregatame01.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;">　第２次大戦は多くの悲劇を生んだ。それは、敵同士として戦火を交えた者だけではなく、銃後に生きる人々にも過酷な運命を齎した。本作は、占領下のデンマークで、抵抗組織の暗殺者となった二人の男たちの実話を、当時を知る関係者の目撃証言に基づいて映画化した作品で、本国デンマークで2008年度の観客動員１位を記録した硬派の力作である。<br /></span><p>　1944年。デンマーク、コペンハーゲン。打倒ナチスを掲げる地下抵抗組織＜ホルガ・ダンスケ＞に、23歳のベンと・ファウファウアスコウ＝ヴィーズ、通称フラメンと、33歳のヨーン・ホーウン・スミズ、通称シトロンという二人の男がいた。彼らの任務は、ゲシュタポやナチに協力している売国奴の暗殺。二人は、組織の上層部から命じられ、次々とターゲットを抹殺していった。<br />　だが、彼らの直属の上司アクセル・ウィンターから、ドイツ軍情報機関の将校二人の暗殺を命じられてから、事態は一変する。標的のギルバート大佐と対峙したフラメンは、彼との対話から"何かおかしい"と感じ、初めて任務を実行するのを躊躇う。そして、動揺を残したまま、もう一人のサイボルト中佐の暗殺に向かった彼は、相打ちとなり重症を負う。これにより、それまで直接人を殺したことのなかったシトロンが、ギルバート暗殺に赴き、初めて自ら手を下した。<br />　やがて、ゲシュタポの報復が激化し、組織のメンバーが次々に拘禁・処刑されると、ウィンターは、フラメンの恋人の諜報員ケティを密告者と断定し、彼らに彼女の暗殺を命じた。彼女はウィンターの運び屋であると同時に、ゲシュタポのリーダー、ホフマンとも繋がる二重スパイだというのだ。ケティを問い詰めたフラメンは、恐るべき事実を知らされる。ウィンターの暗殺任務の中には、ナチや裏切り者にまぎれて、ウィンターにとって都合の悪い人間がリストアップされていたと...。自分達は組織に騙され、無実の人間を殺したのか？果たして、ケティは本当に信頼できるのか？自らの正義に疑念を持ち、苦しむ二人に、さらに過酷な運命が待ち構えていた...。<br /><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="daregatame02.jpg" src="http://pre.p-movie.com/daregatame02.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span><p>サスペンスの中に息づく人間のドラマ<br /><br /><img alt="daregatame03.jpg" src="http://pre.p-movie.com/daregatame03.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" />　戦争は、人間が人間を殺すという非人道的な行為である。それを止めるべく、戦いに身を投じた人間もまた、自らの手で人間の命を奪う。その果てに待つのは、ボロボロに傷ついた心...。正義の信念の下に、暗殺者の道を選んだ二人が、自らの心の死と闘いながら、ひたすら人間らしく生きようとする姿が、感動を呼ぶ。<br /></p>　映画は、そんな彼らの心の軌跡を、様々なエピソードを通じて、丁寧に描き出す。二重スパイである恋人ケティへの疑惑に揺れながら、愛を信じようとするフレメン。離れ離れの生活から、妻と娘に去られ、妻の恋人に、彼女を不幸にしないでくれとに、脅すように頼み、姿を消していくシトロン。ギリギリまで追い詰められた彼らが、必死に愛を求め、愛に傷つく姿が、彼らの人間性を浮き彫りにする。フレメン役のトーレ・リントハート（「天使と悪魔｣)、「007/カジノ・ロワイヤル」の悪役ル・シッフル役で一躍世界に知られた、シトロン役のマッツ・ミケルセンーデンマークを代表する二人の国際派俳優が、揺れ動く二人の心理を、陰影深い演技で見事に演じ、深みのある人間ドラマを作り出す。<br />　また、権力者の走狗となった事を知り、自身の行為に疑念を持ちながらも、自らの正義と信念を貫き、上層部の意向を無視して、ゲシュタポのリーダー、ホフマン暗殺を決行しようとするに至る二人の行跡を軸に、数々の暗殺場面がサスペンス豊かに描かれていく構成が、エンタティンメント的な面白さをも生み出し、手に汗握るサスペンス・アクションとして観客を楽しませる事も忘れていないのも流石だ。"(戦争という非常時の)生き方の選択""組織の中の個"といった現代にも通じるテーマを、押し付けるのではなく、見る者を楽しませながら、自然に胸に問いかけるような作風は、映画作りに熟知した大人の視点を感じさせる。<br />　本作は、デンマークの王国公文書館が資料を公開しなかっため、60年余に渡り秘められていた出来事を、丹念な取材を重ねて映像化した作品である。第二次大戦の生んだ悲劇を今に伝えようととする作り手たちの懇親の思いーそれは、世界中のどこかで戦火に傷つく人々が存在する現在（いま）を生きる我々が、忘れる事なく、明日へ伝えていくべきもの。その思いが、一人でも多くの方に伝わるのを願ってやまない。作品のヒットを祈りたい。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="daregatame04.jpg" src="http://pre.p-movie.com/daregatame04.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>第二次大戦の悲劇は、決して過去の遺物ではなく、世界中のどこかで戦火が巻き起こる現在（いま）を生きる我々が、忘れる事無く胸に刻み込むべきもの。その事実を今に伝えようとする、作り手の渾身の思いが、一人でも多くの方に伝わるのを願ってやまない。<br /><br /><p>「誰がため」<br />FLAMMEN&amp;CITRONEN<br />2008年 デンマーク=チェコ=ドイツ合作<br />カラー　136分<br /></p><p>監督／オーレ・クリスチャン・マセン<br />製作／ラース・ブレード・ラーベク<br />脚本／オーレ・クリスチャン・マセン、ラース・Ｋ・アナセン<br />撮影／ヨーン・ヨハンセン<br />音楽／ハンス・メーラー<br />編集／サアアン・Ｂ・エベ<br />出演／トゥーレ・リントハート、マッツ・ミケルセン、クリスチャン・ベルケル アルシネテラン<br /></p><p>

</p><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;"><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span>

<p class="MsoNormal"><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;">配給：アルシネテラン<span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></span></p>

<p class="MsoNormal"><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;"><span lang="EN-US">12</span>月、シネマライズほか全国順次ロードショー</span></p>

<p class="MsoNormal"><span style="font-family: &quot;ＭＳ Ｐゴシック&quot;;">公式<span lang="EN-US">HP</span>：<span lang="EN-US"><a href="http://www.alcine-terran.com/tagatame/">http://www.alcine-terran.com/tagatame/</a><br /></span></span></p>【映画ライター】渡辺稔之

]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>『少年トロツキー』ジェイコブ・ティアニー監督インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2009/11/tiff2009-04.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009://2.217</id>

    <published>2009-11-13T02:48:30Z</published>
    <updated>2009-11-13T03:52:04Z</updated>

    <summary>東京国際映画祭・観客賞受賞！「僕はトロツキーの生まれ変わり！」と宣言した少年が、カナダ・ケベック州の...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="「東京国際映画祭2009」特集取材" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="東京国際映画祭" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="特　集" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ジェイコブ・ティアニー監督" label="ジェイコブ・ティアニー監督" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="少年トロツキー" label="少年トロツキー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[東京国際映画祭・観客賞受賞！<br />「僕はトロツキーの生まれ変わり！」と宣言した少年が、カナダ・ケベック州の公立学校に革命旋風を巻き起こす...！TIFFコンペティション部門に出品された大興奮の革命狂想曲『少年トロツキー』より、若き奇才となったジェイコブ・ティアニー監督にお話を伺いました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tiff2009-04-1.jpg" src="http://pre.p-movie.com/tiff2009-04-1.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>■トロツキー？ <br /><br />――まずタイトルからして強烈なわけですが、歴史上の人物から"トロツキー"を選んだ理由をお聞かせください。<br /><br />「それは僕自身、トロツキーが好きだったからだよ。彼の人生ってすごくバラエティに富んでいて、ロマンティックでもあった。また彼は多くのものを創造し、多くのものを犠牲にした。歴史を知的に変えようとし、また構造的に変えようともした。こんな具合に常にふたつの局面を持ち合わせているところに惹かれたんだ」<br /><br />―あと、"トロツキー"っていうサウンドがキャッチ―ですよね。<br /><br />「そうだよね！仮に"The Lenin（レーニン）"ってタイトルにしてごらんよ。みんなそのサウンドに『えっ、（ジョン・）レノンの映画！？』って誤解しちゃうよ（笑）。かといって僕がスターリンにインスパイアされるかっていうと、それは無い。全編が粛清の嵐で、少なくともコメディではなくなるからね（笑）」<br /><br />――ちなみに、本作のプロデューサーはあなたのお父様ですね。映画の主人公は父親の工場でハンストを起こしますが、ティアニー父子の関係性もやはり...？<br /><br />「ハハハ。それは大丈夫！なにも問題はなかった。すべて納得づくで、平和的に事が運べたよ」<br /><br /><br />■ケベックという可能性<br /><br />――今回の映画祭には文化のせめぎ合う場所からたくさんの物語が集結しいています。その意味で本作の舞台となるカナダのケベック州も映画人の感性を刺激する土地と言えそうですね。<br /><br />「うん、対立する場合もあるけどね。ハーモニーを築いて共存している場合もある。今回の映画ではなるだけ希望の部分を描きたいとは思ったけれど」<br /><br />――僕は仮装パーティーのシーンが好きなんです。すごくコミカルなんだけど、登場人物それぞれのアイデンティティが爆発していて。<br /><br />「あのシーンは楽しいよね。なにしろテーマが"社会主義"だし」<br /><br />――ジョージ・オーウェルの「動物農場」の扮装をしている生徒までいました。<br /><br />「そうそう（笑）。映画の雰囲気と同じく、撮影現場でもとにかくみんなでアイディアを出し合って楽しもうと思った。良い衣装があれば自分で持ってきていいよ、ってね。たとえば、アラビアのロレンスの格好をした子がいたんだけど、あれも彼が自分で調達したものなんだ」<br /><br />――あのダンス・フロアの文化の混雑ぶりはケベックの象徴なんですか？<br /><br />「うーん、たぶん違うな。たしかにケベックにはいろんな人たちやアイディアに溢れてるけど、あれほど大それたものじゃないよ」<br /><br />――そうか。僕はてっきり、文化ってものああいう具合に混ざりあって、新しいものに生まれ変わっていくのかなって勝手に解釈していて。<br /><br />「うん、それはそのとおりだと思う。それがユース・カルチャーだよね。レオンは自分を貫きとおす少年だけど、唯一あのシーンではみんなに楽しんでもらおうと心から奉仕する。あれは彼が周囲に影響されて、突き動かされた瞬間でもあったんだ。彼も混ざり合って変わっていってるんだよ」<br /><br />――ちなみにこの映画は音楽も素晴らしくって。ケベックのバンドですか？<br /><br />「うん。モントリオールを拠点とする"マラディブ"というバンドが中心になってくれて、ほかの挿入歌もすべてご当地バンドだよ。この地の音楽はいまとても活気があってね。みんな僕の友人でもあるので、彼らの才能をぜひ世界に紹介したかったんだ」<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tiff2009-04-3.jpg" src="http://pre.p-movie.com/tiff2009-04-3.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="378" width="400" /></span>■退屈と無関心と、オバマの台頭<br /><br />――やがてレオンの前に立ちふさがる全校生徒の「退屈と無関心」という壁についても面白く見ました。<br /><br />「たぶん、ユース・カルチャー特有の傾向なんだろうね。だけど実際に若者と接してみると、決してそんな判を押したような状態じゃないってことが分かる。僕が試みたかったのは、そんな彼らのハートに火をつけて、『さあ、若者たちよ、どうする！？』と問いかけることだったんだ」<br /><br />――現実問題として、オバマ大統領の登場によって世界の停滞感は改善しましたよね。<br /><br />「うん、そうした意味ではこの映画は時代の空気を捉えてるんじゃないかな」<br /><br />――製作と同じ速度でオバマ・ブームが盛り上がってきて、現場も相当盛り上がったんじゃないですか？<br /><br />「みんな興奮していたよ。僕らの映画とおんなじことがアメリカでも起こり始めたな、って（笑）。オバマの素晴らしさは人々に希望を持つ喜びを思い出させてくれたことだと思う。それが叶うかどうかはまた次のステップとして、ひとつひとつ対処していけばいい。そもそも僕らは、長い間、希望という言葉を忘れてたよね」<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tiff2009-04-2.jpg" src="http://pre.p-movie.com/tiff2009-04-2.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>――最後の質問です。いま映画業界の苦境が言われていますが、あなたは映画界のどの部分に"可能性"を見ますか？<br /><br />「正直言ってとても難しい時期だね。とくにカナダで製作される英語映画に関しては、外見はハリウッド映画と同じなんだけど、でも製作費的には格段の差があって、比較されると僕らに勝ち目はない...」<br /><br />――ええ。<br /><br />「でもね、僕は根本的に楽天家なんだ。だからこうポジティブに捉えたい。『世界のどこかで僕の小さな映画を楽しんでくれる観客が必ずいる』ってね！」<br /><br /><p>公式サイト：<br />東京国際映画祭　<a href="http://www.tiff-jp.net/ja/" target="blank">http://www.tiff-jp.net/ja/</a><a href="http://www.tiff-jp.net/ja/" target="blank"><br /></a></p>

<p>【映画ライター】牛津厚信<br /></p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>『NYスタテンアイランド物語』ジェームズ・デモナコ監督インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2009/11/tiff2009-03.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009://2.216</id>

    <published>2009-11-13T02:48:07Z</published>
    <updated>2009-11-13T03:51:19Z</updated>

    <summary>ＮＹ市にありながら、多くのニューヨーカーに忘れ去られた地&quot;スタテンアイランド&quot;。ギャングのはびこるキ...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="「東京国際映画祭2009」特集取材" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="東京国際映画祭" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="特　集" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="nyスタテンアイランド物語" label="NYスタテンアイランド物語" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="ジェームズ・デモナコ監督" label="ジェームズ・デモナコ監督" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[ＮＹ市にありながら、多くのニューヨーカーに忘れ去られた地"スタテンアイランド"。ギャングのはびこるキナ臭いこの土地で、今日、3人の男たちの人生が華麗に交錯する...。東京国際映画祭コンペティション部門に出品された唯一のアメリカ映画『NYスタテンアイランド物語』のジェームズ・デモナコ監督にお話を伺いました。<br /><br />ハリウッドきっての名脚本家として『交渉人』『アサルト１３要塞警察』などの名作映画や「キル・ポイント」「Crash」といった人気ドラマを手掛けてきたデモナコ氏が語る"映画の可能性"とはいかに？<p><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tiff2009-03-1.jpg" src="http://pre.p-movie.com/tiff2009-03-1.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>――アメリカ映画でこれほど濃厚な土地の物語が観られるとは思いませんでした。土地の話は語りつくされたと思っていましたから。<br /><br />「うん、わかるよ（笑）。スタテンアイランドは僕の故郷でもあるんだけど、本当に誰の脳裏からも忘れ去られた土地なんだ。でもだからこそ、創造力をぶちまける甲斐があると思ってね。この脚本を仕上げるのに1年。それから資金集めに6年。気が遠くなるほど時間がかかったよ」<br /><br /><a href="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=s_q&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=Staten+Island&amp;sll=36.5626,136.362305&amp;sspn=31.868547,73.300781&amp;ie=UTF8&amp;hq=&amp;hnear=%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89,+%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89,+%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E5%B7%9E,+%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD&amp;ll=40.624376,-74.148102&amp;spn=0.473213,1.145325&amp;t=h&amp;z=10&amp;iwloc=A">&gt;&gt; googleマップで"スタテンアイランド"を見てみよう！</a><br /><br />■ヒットメイカーによるプロデュース<br /><br />――オープニングのクレジットで思わぬ大物の名前が登場しました。彼が参加することになった経緯をお聞かせください。<br /><br />「そもそもの始まりは、出資会社がブルース・ウィリスを使いたいと言い出したことだった。僕らはどうやってウィリスに脚本を読んでもらおうか知恵を出し合ったんだが、最終的に『じゃあ、リュック・ベッソンに電話をして、彼からウィリスに手渡してもらおう！』ってことになった。で、ようやくリュックをつかまえると、彼は『わかった、請け負おう。でも先に僕が脚本を読んでからね』ときたもんだ」<br /><br />――珍客到来ですね。<br /><br />「ところが、実際に脚本を読んでくれたリュックの反応が上々でね。結局『僕が全部お金を出す。ただしブルース・ウィリスは要らない。イーサン・ホークだけで十分だ』ということになった」<br /><br />――太っ腹だなあ。そういえばこの映画では、主人公がプールで潜水記録に挑戦するじゃないですか。僕はあれがベッソンの『ディープ・ブルー』に捧げられたものじゃないかと思って。<br /><br />「ハハハ、そう言われてみれば確かにそうだね（笑）。別にゴマすって書いたわけじゃないよ。あのシーンはちゃんと最初からあったんだ。でも、あのシーンがあったから彼は気に入ってくれたのかも」<br /><br />――『ディープ・ブルー』のみならず、この映画には古き良きハリウッド調の音楽が高鳴ったり、サイレント然の展開が待ち受けていたり、まるで映画史を俯瞰しているかのようですね。<br /><br />「そういう風に見てもらえるとすごく嬉しい。僕はフェリーニやチャップリンの大ファンで、彼らへのオマージュもこっそり盛り込んでいる。実は、森を守ろうとするタルゾが木の上に立つシーンはフェリーニの『アマルコルド』から、ラスト近くでジャスパーが踊るシーンはチャップリンの『独裁者』からそれぞれ引用したものなんだよ」<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tiff2009-03-2.jpg" src="http://pre.p-movie.com/tiff2009-03-2.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>■名脚本家としての葛藤<br /><br />――これまで脚本家として成功をおさめてこられ、さらに監督デビューへと舵を切った理由は何だったんですか？<br /><br />「ずっと監督になりたかったんだ。脚本を書き続けたのは、いずれ監督になったときに必要なスキルだと思ったから。でもね、この仕事は時に辛いものだよ。僕が書いたものを他人が全く別の解釈で映像化していくわけだから...。そもそも僕の初仕事はコッポラ監督作『ジャック』なんだけど、そんな憧れの存在との夢のような現場でさえ、やはり解釈の違いがあって、ヤキモキさせられた」<br /><br />――難しい問題ですね・・・<br /><br />「だから僕はあるとき、映画からテレビの世界へ移ったんだ。あっちでは脚本家がある程度、優遇されているからね。でもね、それでは物足りなかった。やっぱり映画が好きだったんだ。結局、僕はこっちの世界に戻ってきてしまった」<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tiff2009-03-3.jpg" src="http://pre.p-movie.com/tiff2009-03-3.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="247" width="400" /></span>――そこまであなたを虜にする映画の魅力って何なんでしょう？<br /><br />「子供のころから映画館が大好きだった。家のテレビで映画を観てるといろいろ雑音が入ってくるよね。キッチンの物音や、電話の呼び鈴が鳴り響くたびに集中力が遮断されてしまう。でも映画館だと本当にその映画の世界にのめり込んでしまえる。そうすることによって人間のイマジネーションが本当の意味でかき立てられると思うんだ」<br /><br />――うんうん。<br /><br />「それに僕の場合、映画では感動できるけれど、テレビでは不可能だ。どんなに素晴らしいテレビドラマでも、どうしてもそこに心理的な距離を感じてしまう」<br /><br />――最後に、アメリカの映画人としてお答えください。いま世界はどんどん局地化していて、たとえば「紛争地域のラブストーリー」みたいなものが大量に出現しています。そういう新たな流れに脅威を感じませんか？<br /><br />「ああ...僕も最近そういうことをよく考えるよ。極限状態の国で、ほんとうに物凄いドラマが生まれている。世界は僕ら"紡ぎ手"が頭の中でひねり出しても敵わないくらいのリアリティに満ちている...」<br /><br />――そういった潮流にどう対抗していこうと？<br /><br />「まずは基本に立ち返ることじゃないかな。素晴らしい物語とは、それが極限状態か否かに関わらず、まだいくらでも種があるんじゃないだろうか。大切なのは、僕ら作り手が魂の底からストーリーを紡いでいくこと。それが巧くいけば、破綻のない、感情的なリアリティが生まれるはずだ。それは自ずと国境を越える。どんな文化に暮らす人にだって浸透していく。僕は現実のリアリティと共に、そういう心のリアリティを大切にしていきたい」<br /><br />――本日はどうもありがとうございました！<br /><br /><p>公式サイト：<br />東京国際映画祭　<a href="http://www.tiff-jp.net/ja/" target="blank">http://www.tiff-jp.net/ja/</a><br /><a href="http://www.tiff-jp.net/ja/" target="blank"></a></p>

<p>【映画ライター】牛津厚信<br /></p> ]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>マイケル・ジャクソン THIS IS IT</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://pre.p-movie.com/2009/11/this-is-it.html" />
    <id>tag:pre.p-movie.com,2009://2.215</id>

    <published>2009-11-06T03:46:52Z</published>
    <updated>2009-11-06T04:41:45Z</updated>

    <summary>マイケル・ジャクソンは死んでいない。少なくともこの映画の中では彼の死について言及されず、再起に意欲を...</summary>
    <author>
        <name>p-movie</name>
        
    </author>
    
        <category term="アメリカ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="映画レビュー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="thisisit" label="THIS IS IT" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="マイケル・ジャクソン" label="マイケル・ジャクソン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://pre.p-movie.com/">
        <![CDATA[<p>マイケル・ジャクソンは死んでいない。少なくともこの映画の中では彼の死について言及されず、再起に意欲を見せる"キング・オブ・ポップス"が永遠の若さを手にしたままフィルムに焼きついている・・・<br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="1.jpg" src="http://pre.p-movie.com/1.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="424" width="300" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"></span><p><br />とまあ、前口上を垂れたところで、私もこの10年間、マスコミによって垂れ流されてきたマイケルに関する都市伝説にも似たゴシップを面白おかしく眺めてきた輩である。<br /><br />是枝作品『歩いても歩いても』で主人公はこう言う。「ほら、人生はいつも、少しだけ間に合わない」。"THIS IS IT"に触れた多くの観客もまず懺悔から始めると思うのだ。間に合わなかった何かを少しだけ心の中で埋め合わせながら。<br /><br />そしてマイケルはそれを許すとも、許さないとも言わぬまま、ただスクリーンで「怒ってるんじゃないよ。L・O・V・Eだよ」とだけ答えるのだ。<br /><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="2.jpg" src="http://pre.p-movie.com/2.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="266" width="400" /></span><br /><p>あるいは、暗闇から幕を開けるこのドキュメンタリーが、オランダから来たという若者に第一声を託したのにも、なんだか胸の中が熱くなる感慨があった。マイケルと父子ほど年齢の離れたオーディション参加者たちが、いかに自分がマイケルに影響されて人生を歩んできたかを吐露するのだ。<br />みんな目がキラキラしている。今や僕らはこの輝きを指さして嘲笑したりできようものか。みんないつだってマイケルのことが大好きだったのだ。あなたも私も、小中学生のときにあれほど学校で「ポウ！」と叫んでいたではないか。<br /></p><p><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="4.jpg" src="http://pre.p-movie.com/4.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="451" width="300" /></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="5.jpg" src="http://pre.p-movie.com/5.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="452" width="300" /></span><p>再起不能とも言われていたマイケルが、ステージ上を華麗にムーンウォークで移動している。たった一小節の中に組み込まれる繊細なダンス、「ンーダッ！」という唸り声、空を舞うような高音、そして両手を広げてどこかへ飛翔するかのようなポージング。<br /><br />カリスマとして君臨してきた彼が、スタッフたちと打ち合わせる姿も興味深い。感覚的、詩的な表現で指示を出すマイケルに対して、スタッフは彼に敬意を表しつつ、丁寧に食い下がって確認を重ねていく。こういうシーンを目にすることで僕らはなんだかとても安心する。人間というものは、誰かを介して見つめられたときにこそ、最もその"人となり"が明らかになるものだから。<br /><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="6.jpg" src="http://pre.p-movie.com/6.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="266" width="400" /></span><p>ここには不安神経症の王子様など存在しない。人と人の間で創造性を発露しつづけるアーティストがいるだけだ。また、そのリハーサルの神々しさに触れたダンサー、ミュージシャン、セッティング・スタッフが、我々の代わりに歓喜し、手をウェイブさせ、盛り上がる姿があるだけだ。マイケルも彼らに感謝の言葉を表明する。<br /><br />「みんなよくやってる。理解と忍耐をもって前に進もう。世界に愛を取り戻そう」<br /><br />彼の言う「愛」はついに商業的な愛に染まることはなかった。かといって具体的な愛というわけでもなく、それはあたかも初めて愛を覚えた少年が、その感慨を「そのまま」の純真さで生涯あたため続けてきたかのようだった。<br /><br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="3.jpg" src="http://pre.p-movie.com/3.jpg" class="mt-image-center" style="margin: 0pt auto 20px; text-align: center; display: block;" height="266" width="400" /></span><p>同じく「みんな変わろう」と呼びかける彼は、ちっとも具体的ではなかった。<br /><br />しかし今になって初めてわかるのだ。<br /><br />彼は具体例を示す代わりに、歌い、踊ることを選んできた人間だったのだと。</p>

<p>
</p><br /><p>『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』<br />公式サイト：<a href="http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/">http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/</a><br />2009.10.28（水）全世界同時公開</p>

<p>【映画ライター】牛津厚信</p>]]>
        
    </content>
</entry>

</feed>
